ホワイトニングができないケース

大きなむし歯があったり、歯に亀裂があったりすると、そこから薬剤が歯の内部に入り込んでしまうおそれがありホワイトニングができません。また、妊娠中や授乳中もホワイトニングを控えた方がいいそうです。さらに、遺伝病の一つである無カタラーゼ症の人も、ホワイトニングは避けるのが賢明でしょう。健康な人であればカタラーゼという過酸化水素を分解する酵素を持っているそうですが、この病気の人は極端に少ないそうです。ホワイトニングは過酸化水素を薬剤に使用していますから、分解できずに残ってしまうおそれがあるそうです。


ホワイトニングをしても効果が期待できないケースもあるといいます。一つは、歯のエナメル質や象牙質の形成が十分ではない場合です。ホワイトニングをしてもムラができてしまうそうです。また、特定の抗生物質による変色の場合には、程度もよりますがホワイトニングの効果が出たり出なかったりするといいます。薄い黄色や薄いグレーのであればホワイトニングができる場合が多いと思いますが、濃い色の変色は白くすることが困難ですので、あらかじめ歯科医師に確認しましょう。


ホワイトニングに使われる過酸化水素などは、口の中であたためられて水と反応すると活性酸素が生まれ、この活性酸素が着色汚れを分解してくれるそうです。過酸化水素には、強い殺菌作用と漂白作用があるということです。


過酸化尿素は、もともと歯周病の治療で殺菌の目的で使われるのが主流だったそうです。その際、治療した歯が白くなったことから、ホワイトニングの分野に活用されることになったといわれています。