本棚の決め方は?

床が整ったら次は古本を置くための本棚の設置に取り掛かります。 一口に本棚といってもその材質はさまざま。 お店をどのような雰囲気にしたいかによっても変わってきますし、デザインは好みによる部分が大きいので、一概にどれが良いとは言えません。

基本的には自分の気に入ったものを選べば問題ないのですが、本棚を選ぶうえでこれだけは押さえておいてもらいたいポイントがあります。 それは何かというと、”強度”です。並べる古本たちは、足元の一段目だけに置いて終わり、なんてことはありませんよね。

目の高さや少し手を伸ばせば届くくらいの高さまでは並べると思います。 そうなると、たいして耐震強度の高くないものを使っていた場合、万が一大きな揺れが発生したら大変な事態になりかねません。 本が数冊落ちる程度で済めば良いものの、大量に崩れ落ちてきたり、場合によっては本棚が丸ごと倒れてきたりするケースも。

もちろんお客さんに被害が及ばなければ一安心ではありますが、せっかく並べた古本の数々が無残に散らばってしまっては、悲しいですよね。 一冊ずつ手に取って再び棚に戻さなければなりませんし、ただ置くだけではなく整列も必要になってきます。 もしかしたら「うちの地域はめったに揺れないし、大きな地震の心配もまずないから大丈夫だよ」という人もいるかもしれません。

もちろんそのような方はそこまで気を遣わなくても良いですが、知ってのとおり日本は地震大国です。 いつまでも大きな揺れと無縁な生活が続く保証はないと言って良いでしょう。 古本だけでなくお客さんの命がかかっていることを念頭に置き、耐震性の高い本棚を選ぶのはもちろん、固定や補強もしっかりと行ってください。