矯正歯科費用

費用の問題では、口唇・口蓋裂の矯正歯科費用には健康保険がききますので、治療にかかる自己負担額は全部で三十~四十万円と考えて下さい。また育成・更生医療機関では、所得に応じて自己負担額の一部が行政から補助されます。なお、インプラントや補津綴治療の一部は健康保険対象外です。治療の年月が長期にわたることから、家族の方は心配が尽きないようですが、全国的な患者さんの親の会「口唇・口蓋裂友の会」などもありますので、相談されてはいかがでしょう。また保健所に相談されるのも良いでしょう。口唇・口蓋裂友の会・略称:口友会は全国に十六の支部が存在します。例会・勉強会の他、茶話会・一泊交流会といった会員同士の交流や、各地域の保健所など 関係機関への働きかけ、さらには相談活動を行っています。子供の矯正歯科治療を考えたら最初の相談はどこへいけばいいでしょうか。幼児の歯科治療は、矯正治療も含めて小児歯科でないと駄目だろうかと思われる方も多いようです。小児歯科医は、幼児・小児の心理や口腔機能の発達過程を十分に理解し、むし歯予防や口腔管理、乳歯特有のむし歯の進行状況の把握やその処置、軟組織疾患歯肉炎、感染症のアフター、小帯異常等)の処置などを得意としています。一方、矯正歯科医は、お子さんの今の歯が永久歯になったときにどんな風になるのか、あごが発育に伴ってどう変わるか、日常の診療を通じて豊富に診ています。時には、歯並びが悪くとも、すぐに治療してもあまりよい効果が無いと思う場合は、ゆっくり待つ場合もあります。もちろん骨格性というか、あごの前後関係がずれている場合には、乳歯のうちからでも早期治療を考えます。子供、成人にかかわらず、矯正歯科治療は、最初の相談から専門的なアドバイスが受けられる矯正歯科医のもとで、というのが基本です。長い目で見て、無駄のない治療計画で進めていきますから、小さい時期からの相談や治療が、費用も含めて出来るだけ患者さんの負担にならない形で行えると、考えています。