矯正歯科

治療前に治療方針と最終目標を丁寧に説明し方針が途中でかわることはありません。
矯正を専門とする歯科医師は、矯正専門の資料を作成し、そこで治療の設計図を描きます。
最終目標とそこに向かうための治療方針を決めるわけです。抜歯は必要かその場合
はどこの歯を抜くのか、歯をどの方向に動かすのか、などなどのくわしい治療方針をつ
くります。そして、私たち患者側にもわかるように、最終目標となる完成イメージとそ
こに向かう経過を説明してくれます。こういった治療方針、最終目標がきちんとできて
いれば、治療費用や治療期聞を治療開始前に説明できるのです。
「とりあえずやってみて、また考えましょう」という矯正治療は、特殊な状況にある症
例を除いてありえません。治療開始前に、治療方針と治療の最終目標を、私たち患者側もきちんと確認して、十
分納得してから治療を開始することが大切です。ただし、歯科矯正も生きた人聞を相手にする医療です。予期せぬ反応が生じることがあります。その場合は、さらに資料を作成し、十分説明した上で行います。いきなり治
療方針を変更することはありません。最初の治療方針とかわる可能性があるのは、特に子どもの矯正などで、通常の成長、発育とは異なった予測しえない状況が起こった場合などです。また、私たち患者側の協
力が不十分な場合にも、治療方針をかえざるをえないことがあります。
治療期間が延びた場合で原則、当初の見積もり以上の費用はとらない歯科矯正に必要な資料を作成し、設計図を描き、治療方針と最終目標を説明してくれるクリニックでは、治療開始前に、治療終了までの費用の総額を話してくれることがほとんどです。治療内容がわかり、治療期間の目安が出れば、費用の総額は算出できるわけです。クリニックによっては、費用総額を見積もりとして提示し、それを分割で
支払うというような方法をとっているところもあります。そして、原則、治療期聞が延
びた場合でも、このときの見積もり以上の費用は請求されないはずです。